ウェルビーング

視聴:「オフィスの画一化」を拒絶しはじめたワーカー

Read 3分

360リアルタイムポッドキャストーChris Congdon氏へのインタビュー

イントロ: SteelcaseのグローバルリサーチコミュニケーションのディレクターであるChristine Congdon(クリス・コンドン)氏は、同じ手法でオフィスの効率性を目指す職場環境の画一化は、そこで働く人々のインスピレーションや創造性、社会的つながりといった可能性を制限するものだと主張する。


概要

多くのワーカーが今、旧態依然とした、画一化された刺激のない「オフィス」を拒絶し始めている。「効率追求による画一化」というこのアプローチは、インスピレーションや創造性、社会的つながりといった人間の可能性を制限するという。多くの人々が本物感や自己表現、そして、どこでどう働くかを自由に選ぶことを求めているのだ。これをある人は「オフィス・ルネッサンス」と名付けた。

この文化的ともいえるムーブメントは、職場環境であるオフィスに対して効率性だけを追求するのではなく、働く人々の身体的、認知的、情緒的なウェルビーングを豊かにする多元的な視点の必要性を提示している。

活気に満ちたコミュニティにも近い、このダイナミックな新たな空間の創造は、生態系のようにそこで働く人々を全面的にサポートするように機能する。綿密に計画された「目的地」としてのスペースは、デザイン性、素材感、機能のすべてがバランスよく融合され、活気と時代のトレンドを超越する雰囲気を創出している。

Steelcaseの360 マガジンの編集者であるChris Congdon氏とのインタビューでは、この文化的ムーブメントの背景にあるSteelcaseの莫大な研究結果と、従業員と企業の双方に利益をもたらすスペースがどのように働く人々の情緒的ウェルビーングを高めるかを語っている。

Related Stories

早送りで見る未来

早送りで見る未来

後10年もすれば、かつてキッチンの壁に掛かっていたダイヤル式電話ように、今のあなたのオフィスも古臭く見えるだろう。今日の私達を取り巻く環境における変化の合図を注意深く分析し、Steelcaseの研究員はこれからたった10年後に起こり得るであろう仕事の仕方や場所についての7つの興味深いシナリオを考案した。ワクワクしようが身の引き締まる思いに駆られようが、これらは確実に、今日私達が経験しているものとは大きくかけ離れた未来についての見解をかき立てるものである。

職場でのプライバシーを確保するための5つの方策

職場でのプライバシーを確保するための5つの方策

職場にもっとプライバシーをと考えているなら、プライバシーを確保するための下記の5つの方策がヒントになるはずだ。

五感を活用する

五感を活用する

視覚、嗅覚、聴覚、味覚、触覚といった五感を刺激する職場
環境は従業員ウェルビーングを高める。