ウェルビーング

プライバシーを最優先事項とした新本社

新しいワークプレイスで強化されるLord Abbettの企業文化と従業員のエンゲージメント

Lord Abbettは約1世紀にわたり、卓越性を追求する確固とした姿勢を貫いて金融市場の動向の波を切り抜け、一流のプライベート資産運用会社としての評判を築いてきました。このたび、イノベーションへの専心と企業風土を際立たせる戦略の一環として、Lord Abbettはその未来への展望と信念を反映させた新本社を公開しました。

新本社は、ハドソン川の壮大な景色を見下ろすゴールドマンサックスタワー(ジャージーシティ)の高層階5フロアを専有し、コラボレーション、可視性、そして従業員のウェルビーイングを育むことに着眼した設計となっています。オフィス面積を減らそうと考える企業もあるなか、この空間への投資は、対面による関わり合いに対するLord Abbettの揺るぎのない信念を示すものとなっています。

「とてもシンプルな決断でした」と、Lord Abbett不動産およびワークプレイスサービス担当長であるFilippo Soave氏は言います。「以前のLord Abbettのオフィスは時代遅れになっていて、会社としての姿も、働き方も反映されていませんでした。目指したのは、生産性を向上させるだけでなく、我が社の企業文化と従業員のウェルビーイングを高めてくれる環境を整えることでした」

 

完全なオフィス内エクスペリエンスの設計

Lord Abbettはオフィス内のエクスペリエンスを非常に重んじていました。「従業員が業務に集中でき、チームワークが培われる空間を確保できることを徹底しようと考えました」とSoave氏は言います。「十分に練られたレイアウトプランと高品質な調度品との組み合わせで、応用性に富んだ心地いい空間が生み出されています」

その空間は、さまざまなニーズに合わせたバラエティに富んだワークプレイスとなっています。エグゼクティブがクライアントと対談したり、機密資料を扱ったりするためのプライベートなスペース、オープン形式のワークプレイス、静かな集中ルーム、コラボレーションと会合のための膨大な数のスペースがあります。HLWニュージャージー支社でプリンシパル兼マネージングディレクターを務めるデザイナーのMelissa Strickland氏は、「さまざまなワークスタイルと好みを満足させる、バラエティに富んだワークプレイスを作ろうと考えました」と言います。「目指したのは、従業員が自分のタスクと働き方に最も適していると思える環境を選択できる柔軟性と選択肢を提供することでした」

すべての従業員がオフィス内に自分専用のワークステーションをもっているため、デスクシェアリングによる不安がなくなりました。同時に、オープンラウンジや予約できるプライベートな集中ルームといった共有スペースが優先された設計となっており、従業員のさまざまなワークスタイルに応じた環境を提供できるようになっています。

Steelcaseは、HLWとともに販売店であるDanckerと協働し、従業員の個々のニーズに合ったワークステーションを生み出しました。Strickland氏は、「部署によっては、コラボレーションをする際、ベンチ形式で座るのを好むところもありましたし、120度のL字型デスクがワークフローに適していると判断した部署もあります。一律のやり方がすべての場合に合うわけではありません」と言います。

Workspace with wooden finishes and natural light
すべてのワークステーションは、人間工学と柔軟性を重視して設計されています。デスク は高さ調節が可能で、社員は一日の中で座位と立位を自由に切り替えることができます。統合されたテクノロジーにより、シームレスな接続性を実現しています。
Office hall with storage
ロッカー ーにより、社員は自分の持ち物へ簡単かつ迅速にアクセスできます。

「エグゼクティブのオフィスはリーダーシップを発揮するためだけのスペースではありません。重要な会話をし、戦略的な決定を下す場所でもあるのです」Halcon社の職人技によって、これらのオフィスは時代を超えた品質を保ちながら、さまざまなワークプレイス設計にシームレスに統合することが可能になっています。

 

コミュニティの創造/h2>
オフィス空間はLord Abbettの4つのコアバリューである「卓越性」、「責任」、「可視性」、「コラボレーション」を具体化する、考え抜かれた設計となっています。「すべてのデザインはLord Abbettの企業文化を強化し、帰属意識を育むことを意図して決定されています。可視性が最大化されたオフィスのガラス張りの壁からサステナブルな素材の使用まで、このワークプレイスがLord Abbettの価値観を証言するものとなっています」とStrickland氏は説明します。

「企業文化とは、従業員の働き方だけを指すのではありません。どのように関わり合い、どのように支えられていると感じているかが重要です」

Melissa Strickland氏、HLW、マネージングディレクター兼デザインプリンシパル

Lord Abbettは、環境への責任と従業員のウェルビーイングを実証するものとして、LEEDプラチナ認証を受けているとともに、WELL V2ゴールド認証の取得を目指しています。同社の職場環境は、エネルギー効率に優れた照明器具や水資源保護対策を取り入れ、天然素材を重視して、Lord Abbettが達成を目指す温室効果ガス排出量ネットゼロに貢献するような設計となっています。

新本社の最も印象的な特徴は、The Exchangeと名づけられた、会合やコラボレーションの場を想定した2階吹き抜けのオープン空間です。「我が社のきずなを深めるスペースとして、バリスタなどのアメニティと交流エリアを用意しています」とSoave氏は説明します。上階3フロアにつながる階段があるため、すべてのフロアの従業員が容易に移動し、交流できるようになっています。

このスペースはまた、にぎやかなコラボレーションと落ち着いて思考する時間を両立できるようになっています。トレーディングフロアの喧騒から一息つきたい従業員は、落ち着いた照明のもとでハドソン川が眺められるアルコーブやバイオフィリアを取り入れた部屋でリラックスすることができます。さらに、ウェルネスカフェでは健康的な飲食が提供されています。「ウェルビーイングは極めて重要であると考えています」とSoave氏は強調します。「自然を身近に感じること、健康的な食事を摂ること、そして静かな環境で休息をとることは、すべてパフォーマンスを向上させる要素です。」

 

企業文化の原点

Lord Abbettの功績を称える新しいスペースも設けられています。例えばHeritage Libraryでは、記録資料、金融証券やインタラクティブなデジタル表示を中心に、95年に及ぶ同社の歴史を存分に味わうことができます。美術も極めて重要な役割を果たしており、メキシコの芸術家Caralargaによる織物作品や、復活の力を象徴する特注の鍛造金属製ポディウムなどがスペース全体に展示されています。

「我が社の歴史を称えつつ、次の20年に向けた方向性を定めるワークプレイスを作りたかったのです。ここは単なるオフィスではなく、我々の文化の原点です」

Filippo Soave氏、Lord Abbett、不動産およびワークプレイスサービス担当

新本社に対する反応は圧倒的に好評でした。Soave氏によれば「驚くことに、約75~80%の従業員が毎日オフィスに出勤している」そうです。同社は従業員センチメントと新しいオフィスの利用状況を測定する調査をさらに行う予定ですが、早期に示唆されたのは、新本社が大々的な成功だったことです。

Lord Abbettは新本社を構え、輝かしい未来を予感しています。「私たちはこのスペースを次の15年、20年を導いてくれる場所として設計しました」とSoave氏は言います。「ここは私たちが成長し、革新を生み出し、加えて最高レベルの才能がある人達を魅了し続けることができる場所なのです。この投資の成果は、従業員の出勤率が証明しています。従業員は積極的に関わり、協働し、このスペースを自分のものと感じています」

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