ウェルビーング

Leapチェアの生産性と 健康への影響に関する 研究レポート

1年間にもおよぶユーザ−調査により、Leap(リープ)チェアと トレーニングを同時に受けた人の生産性が17.8%向上した ことが実証されています。

Leapチェアは健康と生産性という2つの領域における 研究において、優位をもたらすことが明らかになっています。

知識労働者の数がグローバルに増加 するにつれ、ワーカーの生産性や健康 を向上させる人間工学を考慮したプロ グラムの必要性も増しています。健康 的で快適、そしてワーカーの能力を最 大限に発揮させるようなオフィスには 何が必要なのでしょうか。人間工学を 配慮したチェア? PCのキーボードサ ポート? 窓から見える景色? 適切な照 明? それとも美味しいコーヒー?

調査の目標

多くの研究は人間工学関連のプログラムの効果を分析 していますが、概してそれらは全体的なオフィスの変化 に注目しているだけで、どの変化が疾病の削減につなが るのかを特定しているわけではありません。

Leapチェアに搭載されたテクノロジーは人間の身体と どのようなサポートが必要かを徹底的に調査、研究した 結果から生まれたものです。Leapチェアは生体力学の テストにてその比類のないフィット感と動き、そしてサ ポート機能が検証されています。今回のユーザ−調査の 目標は実際の仕事場にてLeapチェアとワーカーへの人 間工学トレーニングがいかにワーカーのウェルビーング や生産性にとって効果があるものかを実証するという ものでした。

調査の3つの焦点

  • 人間工学プログラムは健康という観点から果たして有益であるのか?
  • 人間工学プログラムはワーカーの生産性を向上させることにつながるのか?
  • 生産性の向上は企業の投資に対してどのくらい速く利益の回収ができるのか?

「私たちはひとつの業種に限らず、健康と生産性にお ける改善や向上が実証できたということはまさに人 間工学トレーニングをともなったチェアの導入が人間 工学の啓蒙活動につながることを意味しています。」 とTexas大学のBen Amick博士は述べています。

「この調査は人間工学トレーニングをともなう高機能エルゴノミク スチェアがいかに効果をもってワーカーの知識を高め、姿勢を改 善し、健康と生産性に影響を及ぼすことができるのかを評価する ものでした。

Ben Amick

調査方法

2つの会社がそれぞれの場所で450名以上ものワーカーが1年もの間、この調査に参加、協力しました。

会社のひとつは消費税を徴収する公的機関で200名ものワーカーがボランティアで協力し、もうひとつは民間の投 資会社で250名の人が参加しました。条件としてはそれぞれのワーカーは少なくとも1日6時間はチェアに座り、4 時間はコンピュータ作業を行うというものでした。

調査項目は下記の2つに分かれ、1年間調査を実施し、データが収集されました(詳細は右記を参照)

A. 健康に関する測定

調査員はまず人間工学プログラムを提供する前 にデータを収集し、ベースラインとなる測定基準 を決定し、測定を行います。人間工学プログラム が実施された後にデータは2ヶ月、6ヶ月、12ヶ 月という経過毎に収集され、参加者は1日3回、1 週間にわたり、症状に関する簡単なアンケートに 答え、身体のどの部分に痛みがあるかを明記し ます。また同時にオフィス環境と健康に関する詳 細なるアンケートにて不快感や痛みに関しての 詳細も要求されます。

B. 生産性に関する測定

この調査の最も重要な部分のひとつはこの生産 性に関する測定が客観的で事実に基づいている ものであることです。例えば公的機関の1ワーカ ーあたりの税徴収量や民間でいうと電話やクレ ームの処理時間ということで判断されます。これ らの会社は人間工学プログラムを含まない11ヶ 月、そして人間工学プログラムを含んだ12ヶ月の パフォーマンスデータと仕事をした時間の詳細 を提供することになります。

“「Leapチェアと人間工学トレーニングを提供されたグループはそ のコストに比べ、生産性の向上がもたらす利益のほうが莫大に大 きいということが明らかになりました。それとは反対にトレーニン グのみをうけたグループは生産性においてそれほどの変化はあり ませんでした。”

Kelly DeRango

調査結果

Leapチェアと人間工学トレーニングを受けたグルー プでは健康、生産性両方においてかなりの向上がみ られました。

「健康」における結果

Leapチェアと人間工学トレーニングを受けたワーカ ーは症状に関するアンケートやオフィス環境と健康に 関するアンケートの両方において痛みや不快感が少な いという結果が明らかになりました。また彼らの筋骨 格症状は他のグループより低く、それだけはなく、調査 員は他にも興味深い発見をしています。

通常、人はチェアに座っていて1日の始まりより夕方の ほうが疲れや不快感を感じるものです。コントロール グループとトレーニングのみを受けたグループにおい てはこのことはデータにも反映されていますが、Leap チェアとトレーニングを両方受けているグループの夕 方の疲れは午前中に比べてもあまり差がなく、全体的 に快適さを感じ、それは比較的長く続くものであるこ とが明らかになっています。

「生産性」における結果

査結果は生産性においても改善がみられました。1 年後、Leapチェアとトレーニングを両方受けている グループは公的機関の会社では17.8%も生産性が向 上しました。この数字は1時間で徴収された税金の額 の増加から分析されたもので、1ヶ月で1ワーカーあた り平均6,250ドルの増加に値するものです。もうひと つの民間会社ではこの数字は8.3%にとどまり、1時 間の電話応対、対応したクレームの質の向上が見ら れました。

これとは対照的に生産性の調査をリードしたKelly DeRango氏によると、トレーニングのみを受けたグ ループとコントロールグループには生産性の向上は見 られませんでした。

「ワーカーは長時間にわたるPCの作業からくる痛み や不快感がないことで最大限の能力を発揮する事が できるということなのです。また今回興味深いのは効 果ではなく、2つの異なる会社の異なる場所で改善が 同様に見られたという事実です。」とDeRango氏は 述べています。

「特筆すべき点はこの調査の結果によると、企業は高 機能なエルゴノミクスチェアを社員に与えることと同 時にそのトレーニングを実施することの重要性です。そ してLeapチェアの類をみない機能がユーザ−の生産性 を向上させ、企業への利益につながることが実証され たということです。」

「Leapチェアとトレーニングを同時に受けたグループでは残りの2 つのグループと比較して1日を通して症状の発生レベルが低いこと がわかっています。」

Ben Amick

Leapチェアはユーザ−のウェルビーングと生産性の向上に寄与する テクノロジーが搭載されています。

ライブバック

Leapの背もたれは背骨 全体を支えるように形 状が変化します。これ により背中の下部がず り落ちたり、前かがみ の姿勢になることが少 なくなります。

背もたれ上部反力、下部強度調節

背もたれの上部の反力、 下部の強度を調節できま す。ユーザ-の体格や好 みの強さで背中の自然な カーブを適切に支え、快 適なリクライニング姿勢 をとることができます。

肘高さ/幅/奥行き/角度調節

肘の上下、左右、前後にスライドおよび首振りの調節が できることで首、肩、手首、上腕をサポートし、快適な ポジションをとることができます。

ナチュラルグライドシステム

シートが前方にグライドするため、視 界や手の届く範囲を動かすことなく、 リクライニングできます。これにより 多様な姿勢をとることができ、背骨に かかる負担を減らします。

フレックスシートエッジ

前傾姿勢の際に座面の前方エ ッジが曲がり、大腿部への圧 迫をやわらげますがイスから 飛びだすような感じはありま せん。

座面奥行調節

人それぞれに体格が違うた め、座面の奥行を調節する ことにより、体格が違って も長時間にわたり快適な座 り心地を確保できます。


研究調査チーム

この研究調査には米国ヒューストンにあるTexas大学Health Science Center、W.E Upjohn Institute of Employment Researchなど、米国、カナ ダの大学、専門機関が参加し、実際の調査は健康、医療コンサルティング会社である、Health & Work Outcomesによって実施されました。

協力メンバー

BEN AMICK, PH.D., ベン アミック博士
Texis大学、Health Science Cente r(ヒューストン)

Amick博士は健康的なオフィス環境と人々がより良い人生を楽しむための健康的なオフィス環境や新しい測定型研究リ サーチ分野の第一人者。1986年にJohns Hopkins 大学で博士号取得。その後、1992年から1999年まで健康調査に 関しては世界的にも知られているボストンにあるNew England Medical CenterのHealth Instituteでリサーチサ イエンティストとして従事、その傍ら、ハーバード大学の医学部のメンバーとしても活動。博士はその後エルゴノミクス、 ビジネスコンサルタントとして民間企業であるHay Groupに在籍し、現在はヒューストンにあるTexas大学のPublic Health学部の教授を務める。
www.benamick.com

KELLY DERANGO, PH.D., ケリー ドランゴ博士
W.E. Upjohn Institute for Employment Research

DeRango博士は健康と生産性という要素を経済と組み合わせる考え方で知られている。W.E Upjohn Instituteの
主任研究員として働き、その後、エコノミストとして労働省のプロジェクトに参画し、データ分析、プログラムのデザイ
ン、評価など一連の業務を担当。1992年にはフォード奨学金でMichigan大学でMBA、そして2000年にWisconsin
Madison大学の経済学の博士号を取得。現在、健康と生産性に関わる案件のコンサルタント業務に従事してい
る。

クレジット

The University of Texas School of Public Health
7000 Fannin, Suite 1200
Houston, Texas 77030
713.500.9496 | www.uth.tmc.edu


W.E. Upjohn Institute for Employment Research
300 South Westnedge Avenue
Kalamazoo, Michigan 49007
269.343.5541 | www.upjohninst.org


Health and Work Outcomes
47 Rossmore Road
Brunswick, Maine 04011
207.729.4929 | www.healthandwork.com

参考文献

Amick, BC; Robertson, MM; Bazzani, L; DeRango K; Rooney, T; Moore, A; Harrist, Ron. “Effects of an Office Ergonomic Intervention on Reducing Musculoskeletal Symptoms.” Spine 2003; 28(24): 2706-11.

DeRango, Kelly; Amick III, Benjamin C; Robertson, Michelle M; Rooney, Ted; Moore, Anne; Bazzani, Lianna. “The Productivity Consequences of Two Ergonomic Interventions.” Upjohn Institute Staff Working Paper No. WP03-95, May 2003, available at: www.upjohninst.org.

この件に関しての問い合わせは日本スチールケース株式会社03.3448.9611まで

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