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グローバルレポート:従業員意識の変化と働き方の未来

コロナ禍を契機に加速する「より豊かに働く」オフィスづくり

本冊子について

  1. 概要
    コロナ禍での経験に学ぶ
  2. 世界中に拡大した在宅勤務
    メリットと課題
  3. オフィス変革の波
    未来はハイブリッド型
  4. 従業員の意識変化
    5つの従業員欲求
  5. 企業が注力すべき
    4つのマクロ的視点

01 | コロナ禍での経験に学ぶ

新型コロナウイルスの世界的感染拡大は、私たちの日常生活と価値観を大きく変え、コロナ禍の長期化がその変化を一層加速させると同時に生活者の新たな欲求を顕在化させました。

それは消費者の購買行動、娯楽や旅行、学習の仕方、生活様式、そして、働き方までをも変えようとしています。突然、まるで世界レベルでの実験のように在宅勤務が強いられ、その実体験から企業の従業員が働くために何を必要とし、何を望んでいるかが明らかになりました。従業員はこの苦い経験を教訓として、在宅でもオフィスでもコロナ禍以前よりも人間的に豊かに働く環境づくりを企業に求め始めています。

コロナ禍で企業は在宅勤務を導入しながら事業運営を維持してきました。コロナ禍の恩恵を受けた企業と打撃を受けた企業と業界によってもばらつきがありますが、その初期にはオフィス縮小や解約などさまざまな憶測が流れていました。

しかし、感染拡大に伴う在宅勤務の長期化によって、それは必ずしも万人のための唯一の解決策ではないことも露呈しました。

そして、今、従業員の意識や欲求の変化とそれを満たす新たなオフィス戦略のテーマが浮上してきました。

世界中の企業は、その感染拡大の状況、場所、業界、国民性など国によっても影響度は大きく異なっています。しかし、コロナ禍によって、混乱や危機に立ち向かう企業の適応能力である「レジリエンス」の重要性がかつてないほど叫ばれているのも確かです。危機対応力のあるリーダーシップと健全な組織こそがどんな危機にも決して折れずにしなやかに変容しながら前進できる組織なのです。

本調査について

Steelcaseグローバルレポートとは、働き方や従業員、そして、働く「場」に焦点をあてた世界的実態・意識調査をまとめた報告書です。働き手の実態・意識を明らかにすると同時に企業が直面している重要課題を調査し、働き方や働く環境を改善するためのデータや知見、方向性を提示するものです。

新型コロナウイルスのパンデミック発生以降、当社、Steelcaseは、企業が従業員や業務に与える影響を適切に把握するために継続的な調査を実施してきました。そして、その調査結果データからコロナ禍後に従業員がどこでどう働きたいかの意識や価値観の変化が明らかになりました。

今回、人間や社会科学に基づいた方法論をもとに世界10カ国、32,000人を超える被験者を対象に定量的および定性的調査を実施し、コロナ禍が働き方の未来をどう変化させていくかを測定するために8つの主要な調査報告を本レポートにまとめています。

当社は、常に未来を見据えた研究活動の一貫として、「働き手がより豊かに働く」ことを念頭に継続的に調査を実施し、その学びや発見を公開しています。

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