デザイン

5つの必須空間を再構築する: 改善前・後

所要時間 10 分钟

当社のデザイナーは、現代の従業員と組織が直面する共通の問題に取り組みました。職場におけるコミュニティ構築に役立つ5つの必須スペースを特定しました。コミュニティ・ベース・デザインの視点で、十分に活用されていないスペースを再構築することで、従業員はより多くの選択肢と、今日のオフィスでのニーズに合ったより良い体験を得ることができます。

十分に活用されていない会議室

1つの大きな会議室を、コラボレーション、集中、学習、交流、リフレッシュのための4つのスペースに改造しましょう。

改善前
問題点: 12名以上収容可能な従来の大会議室は、かなりの面積を占めているにもかかわらず、実際に使われないか、十分に活用されていないケースが多くある。
改善後
対応策: 広い会議室を4分割させ、さまざまな仕事をより柔軟に遂行できるようにする。

「コミュニティ」を生み出す仕組み

従来の大会議室は形式的で威圧感がありました。一方、新しい空間は人々が気軽に交流し、多様なニーズや好みにも対応できる「ソーシャル·インフラ」を提供します。家具とテクノロジーを一体的に設計することで、リアルでもリモートでも誰もが対等に参加でき、自然に目線を合わせられるミーティングが実現し、「居場所がある」と感じられる環境が生まれます。

コラボレーションのカタチはさまざまなのでそれぞれに適した空間が必要。多様な姿勢をサポートする、アナログ・デジタル両ツールに対応するなど、狭いスペースはそのスタイルに合わせて使い分けることができる。

EMEA Work Better Community-Based Design - Renderings

  • 最も多いコラボレーションは、3~5人のグループ。そこで効果を発揮するのがビデオ会議機能を備えた「ハドルルーム」。リモートメンバーもスムーズに参加でき、参加者全員にとって公平で一体感のあるミーティング体験を実現できる
  • 小さな個室空間(エンクレーブ)は、会議の前後のちょっとした作業が可能になるスポットして有効活用できる
  • カーブ状テーブルは、互いの姿や共有コンテンツが見やすくなるように設計。これによって、リアル、リモート両方の参加者が平等に快適にミーティングできるようになる。
  • アイデア創出や課題解決のためのクリエイティブセッションには、スツールが効果的。立ち上がったり、部屋を動き回ったり、ホワイトボードや画面を活用しながら、よりアクティブなコラボレーションを促す。

プライバシーに欠けるベンチデスク

多くの人は仕事時間の63%を個人ワークに費やしている。固定席を求める声は多い一方で、オープンレイアウトでは集中しにくいと感じる人も少なくない。スチールケースの最新調査によると、従業員の約半数がデスクでビデオ通話をしており、周囲の同僚にとって大きな集中の妨げとなっている。

改善前
問題点: 向かい合う形のベンチ席は、視覚的な妨げを生みやすく、防音効果もほとんどない。
SP25 Work Better Before/After Illustration
改善後
対応策: スペースを区切って多様な空間をつくることで、視覚的な妨げを減らし、個々のプライバシーや安心感を高められる

「コミュニティ」を生み出す仕掛け

チームエリアは、個人用と共有用を組み合わせることで、集中しながら安心して働ける「場」と、仲間と集える「場」を両立できます。プライバシーを確保しつつ、適度な密度が活気を生み、近くに同僚がいることで助け合いやサポートもしやすくなります。

reinventing 5 essential spaces

 

  • プライバシーや音の遮断、オフィス内のサウンドマスキングを強化することで、今後普及が進む高度な音声AIアシスタントにも対応できるオフィス環境を整備することができる。
  • デスクの向きを変えることでプライバシーを確保し、周囲からの邪魔を防ぐ。​
  • 個人用スペースをパネルで囲うことで、組織の人員変更が生じた場合でも、デスクの再構成やスペース内の移動がよりたやすくなる。
  • 1日を通して多くが個人とチームでの作業を切り替えながら仕事をしている。情報やコンテンツ共有できる「場」が近接しているとその移動がより容易になる。
  • 音響的にプライバシーが必要な際に簡単に席を移動できるよう、近くに個室タイプのスペースを設ける。
  • 個人用デスクの列を収納タイプの間仕切りで仕切ることでそれぞれにプライバシーが確保されると同時に、収納庫やマーカーボードなど便利な仕事ツールを身近に置くことができる。

機能性に劣るラウンジエリア

ソファ席など洗練された空間は、仕事に必要な機能が揃っていないため、空席のまま放置されていることがよくあります。プライバシーの確保、多様な姿勢、近接性、テクノロジーなどを意識して設計することで、人を引きつけ、自然と集まりたくなる高機能な「場」が生まれます。

 

改善前
問題点: ラウンジスペースが活用されにくいのは、プライバシーや電源、ノートパソコンを置けるテーブル、直立姿勢を取れるチェアなど、仕事に欠かせない機能が欠如しているためである。
改善後
対応策: ソーシャルなスペースに機能的要素を取り入れ、会話以外の用途にも活用できるようにする。

「コミュニティ」を生み出す仕掛け

ソーシャルスペースは、予定された会議や即興の打ち合わせに最適です。カジュアルな環境は、人と人との自然なつながりや信頼を育み、帰属意識や協働を強め、イノベーションを後押しします。

Overexposed bench

 

  • ソーシャルスペースは、集中ワークやコラボレーション、交流やリフレッシュを念頭に適切に設計する。
  • スチールケースのAI分析では、多くの企業がソーシャルスペースに電源やノートパソコン用テーブル、プライバシーの確保等を検討し、仕事を活性化させようとしていることが分かる。
  • ソーシャルスペースに間仕切りを活用することで、視覚的および領域的なプライバシーが確保され、コラボレーションや集中ワークが可能になる。
  • テクノロジーをサポートする棚やマーカーボードは、視覚的なプライバシーを確保して注意散漫を最小限に抑えると同時に、コンテンツ共有や即興的なブレストを可能にする。
  • 背もたれ調節可能なソファは、直立姿勢など好みや作業内容に合わせてシートの深さを調整することが可能で、利用者により柔軟な選択肢を提供する。
  • 電源コンセント付きソファは、充電を気にせず作業を続けることができる。

柔軟性に欠ける会議室

チームのミーティングスペースを刷新し、リアルとリモート両方の参加者のやる気を平等に保ちながら創造性とイノベーションを促進しましょう。

 

改善前
問題点: 一般的な会議室では、チームでのコラボレーションは制限され、より創造的な問題解決などが阻害される可能性がある。
改善後
対応策: スペースを区切って多様な空間をつくることで、視覚的な妨げを減らし、個々のプライバシーや安心感を高める。

「コミュニティ」を生み出す仕掛け

リアルとリモート両方の参加者の間で公平な体験を生み出す空間は、会議への積極的な参加と大切にされている実感を高めます。また、身体を動かすことを促す仕組みは健康を支え、共に問題を解決することは、達成感の共有やチームの結束を強固にすることにつながります。

EMEA Work Better Community-Based Design - Renderings

  • スチールケースのAI型データ分析によると、多くの企業がコラボレーションスペースに、マーカーボード、モジュール式ウォール、可動式家具、デジタル機器用マウントといった機能的要素を取り入れ、その導入率は2年間で30%から45%以上へと増加した。
  • 書く・描く・掲示するための縦面活用は、チームの集中を促します。情報を残しておくことで、休憩後もすぐに仕事の流れに戻ることができる。
  • Microsoft Surface Hubのような、リアルとリモート両方の参加を促すテクノロジーは、会話の双方にいる人がコンテンツに積極的に関わることを可能にする。
  • 可動式テーブルによってチームはいつでも空間を再構成できる。コラボレーションスペースを常時活用しているチームは、柔軟な家具やデジタルツールを積極的に活用する傾向がある。
  • 動くことで創造性が高まり、スツールや腰かけられる「場」が姿勢を変えやすくし、アイデアが出た瞬間に動きやすくなる。

典型的なチームスペース

単一目的のエリアや単調で画一的な配置をやめ、多目的に使えるスペースに置き換えましょう。そうすることで、1日の中で自分にとって仕事が最も捗る場所を見つけられるようになります。

改善前
問題点: 均一的に設計されたエリアでは、個人ワークとコラボレーションの間を行き来する仕事の流れが考慮されていない。
改善後
対応策: 多様な体験を創出することを心掛ける。チームエリア内でのさまざまなタスクに対応できるようなサポートと選択肢を用意する。

「コミュニティ」を生み出す仕掛け

チームエリアはメンバー同士の関係性や信頼、共同責任を育む「場」です。多様なスペースを設けることで、交流や集中など自由に行動できると同時に、多様な選択肢があることでチームとして、そして、組織としてのつながりが深まります。

Cropped Image

  • スチールケースのAI分析によると、昨今、多くの企業が多様性重視のオフィス設計を採用し始めている。この再構築された空間では、8タイプの異なる働き方をサポートできる。
  • オープン、セミオープン、クローズなどさまざまな空間を用意し、固定席以外でも人々が働ける場所を設置する。
  • 個人デスク近くの囲まれた空間は、必要なときに全員が音響面からプライバシーを確保できるようになる。
  • 囲まれたハドルスペースやオープンな共有テーブルは、チームの近くで協働しながら、気が散るのを防いでいる。
  • チームが空間を創意工夫で自在に再構成できることで、スペースは実際の作業と目的に合ったスペースづくりが可能になる。
  • 収納ロッカーは、固定席がなくても、1日を始める場所として、荷物を保管する場所として機能する。

联系 您当地的 Steelcase 代表或授权经销商,了解更多关于社区参与式设计以及如何开始的信息。

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