詳細を見る

従業員エンゲージメント + 弾力性のある職場環境

Steelcaseが提唱する弾力性のある職場環境とは、多種多様な「場」がシステムのように相互に作用しながら機能するオフィスのことです。時代に合わせて進化し、そこで働く人々のエンゲージメントを高く維持しながら、不動産の最大化にも大きく貢献するものです。

詳細を見る

インサイト + ソリューションガイド

インサイト+ソリューションガイドは従業員エンゲージメントを高める弾力性のある職場環境実現に関するヒントや解決法を提案しています。

ガイドをダウンロードする

主要デザイン定義

概要
ウェルビーングをデザインする
相互に作用する「場」

概要

概要

働く「場」の役割

弾力性のある職場環境とは、 多種多様な「場」がシステムのように相互に作用しながら機能するオフィスのことです。時代に合わせて進化し、そこで働く人々のエンゲージメントを高く維持しながら、不動産の最大化にも大きく貢献するものです。結果として、企業は不確実な経営環境にあっても常に俊敏に対応できるようになります。

Steelcaseは行動プロトタイプを調査をする中、下記の2つのデザイン定義を見出しました。これによって、企業は回復力のある、コスト効率の高い「場」を創造できると同時に、従業員エンゲージメントへの対策もより容易になります。

主要な2つのデザイン定義とは:

1. 身体的、認知的、情緒的なウェルビーングを考慮してスペースをデザインする

2. 相互に作用しあう「システム」としてのスペースを創造する

ウェルビーングをデザインする

ウェルビーングをデザインする

Walkstation Open image tooltip

身体的

健康的に

日を通して身体を動かし、姿勢を変えながら快適にエネルギッシュに働ける環境を創出する。

Read Wellbeing: A Bottom Line Issue

Brody WorkLounge Open image tooltip

認知的

思考力高く

個やチームの集中、問題解決、アイデアの生成を促す多様な「場」を通して、集中と活性化をサポートする。

「思考力を高める」の記事を見るく

360 Issue #66 Open image tooltip

情緒的

気分よく

従業員と会社のつながりや帰属意識を強固にするスペースの創造によって、仕事の本質である社会的側面を考慮する。

ウェルビーングのソートスターターを見る

相互に作用する「場」

相互に作用する「場」

相互に作用する「場」の概要

相互に作用する「場」のシステムは、組織にしなやかさを持たせ、苦境や変化の中にあっても強靭で弾力性のある組織づくりを可能にします。それは、より効果的で効率的な不動産の活用にもつながり、時代や組織の変化に応じて柔軟にオフィスを進化させます。

相互に作用する「場」のシステムとは、従業員のウェルビーングをサポートし、下記の項目を考慮しながら、個やグループのための多彩な「目的地」が適切に配置されたものでなければなりません。

姿勢
日を通して身体を動かしやすく、座位や立位、ラウンジ姿勢など多様な種類の姿勢をとれるようにする。

存在
オフィス内や分散型チームのためにデジタル、アナログ両方での質の高いコミュニケーションをサポートする。

「距離的制約をなくす」の記事を見る

プライバシー
オープン/閉じた執務スペース両方で、プライバシーを確保できるスペースを提供する。プライバシーはワーカーの集中と活性化にとっては不可欠で、従業員エンゲージメントの基本となる要素である。

「職場でのプライバシー危機」の記事を見る

弾力性のある職場環境をデザインする

概要
居住者(内勤)ゾーン
ミーティングゾーン
ノマドゾーン
ソーシャルゾーン
資料ゾーン

概要

概要

主要な5つのスペースゾーン

「弾力性」のある職場環境をつくる際には、将来変化する組織や従業員のニーズを考慮した5つの空間タイプ(ゾーン)を意図的に組み合わせて設計するのが理想的です。

各ゾーンのサイズや占有比率、隣接関係は、各企業のビジネス目標や文化的要素によって判断されるべきで、そうすることで時代の変化に抵抗するのではなく、ニーズの変化にも俊敏で柔軟に対応できる職場環境を実現できます。

居住者(内勤)ゾーン

居住者(内勤)ゾーン

毎日の業務を遂行するために割り当てられたスペース。個の集中ワークとコラボレーションワークの両方を適切にサポートします。また、個人用収納やニーズにあったワークツールでデスク周りをパーソナル化できます。

デザイン例を探す

ミーティングゾーン

ミーティングゾーン

チームでの異なるタイプのコラボレーションをサポートする多種多様なセッティング。個の集中ワークとコラボレーションワークの両方を適切にサポートし、個人用収納やニーズにあったワークツールでデスク周りをパーソナル化できます。

レイアウト例を見る

ノマドゾーン

ノマドゾーン

モバイルワーカーが他者とつながり、集中して仕事に専念できる「目的地」としての「場」。人々の交流の「場」として短・長時間両方での利用も可能で、電源・通信へのアクセスも容易です。

レイアウト例を見る

ソーシャルゾーン

ソーシャルゾーン

個の集中やカジュアルなコラボレーションにも対応し、心身共に充電できる快適なエリア。レイアウトは特定のチームや部署のカルチャーに合わせて変更が可能です。

レイアウト例を見る

資料ゾーン

資料ゾーン

仕事のツールや共有資料が便利な位置に設置された収納エリア。仕事上のヘルプやサービスの提供もオプションで可能です。

レイアウト例を見る

特徴的実験型スペース

概要

Steelcaseは自社オフィススペースをアイデア生成のための「生きたラボ」= 実験型スペースとして位置づけています。すべてのアイデアやインサイトは市場にでる前に、自社スペースで精査、改良、進化する過程を辿ります。まずは自社で体験することがお客様への信頼度につながると考えるからです。

この「生きたラボ」の中で特徴的なものが Steelcaseワークカフェイノベーションセンターです。.

下記ではこの2つの実験型スペースがどう機能し、どう既存スペースに組み入れられるかを紹介しています。是非ご検討ください。

Innovation Center Open image tooltip

イノベーションセンター

世界中どこでも、イノベーションが企業の優位性を生み出してきたことは歴史を見ても明らかです。

イノベーションセンターは個とグループの活動を支える多種多様なセッティングを配置することで、「恊働」できる環境を企業内に創出できる戦略的ソリューションとして効果的です。

イノベーションセンターのレイアウトデザインを見る

WorkCafe Open image tooltip

ワークカフェ

Business tasks today are more varied and more challenging. Workers are increasingly mobile and distributed. They often leave the office for a coffee shop or other third place, which separates them from coworkers, organizational resources and culture.

ワークカフェは「人」、「仕事」、「組織」をつなぐダイナミックなスペース。不動産として有効活用されていない社内カフェテリアや社員食堂を再生し、人々が「会う」、「働く」、「交流する」といった複数の目的を融合させた新たな「場」へと変換します。

ワークカフェのレイアウトデザインを見る

関連リサーチ + インサイト

360 magazine wellbeing ウェルビーングと企業の収益性 Open image tooltip
10月 28, 2015

Wellbeing:ウェルビーングと企業の収益性

このような能力へのニーズに対応することも今日企業が直面している複雑な問題の一つです。イノベーションへの欲求はもはやエリート集団やトップブランドだけの問題ではなく、あらゆる企業にとってその収益性をもたらすための不可欠要素になっています。
360 magazine think better Open image tooltip
9月 8, 2015

Think Better

世界中の多くの職場で、社員の能力を最大限に 引き出していない現状やその要因となる注意力 散漫が問題視され、多くの人が集中しながら仕 事を精力的にこなし続けることに無力感を覚え 始めている。その中で、今、脳科学研究がその根 本的な問題を明らかにし、仕事場での注意力を サポートする方法の糸口を開きはじめている。
360 magazine 職場での プライバシー 危機 Open image tooltip
1月 22, 2015

職場での「プライバシー」危機

今日のワークプレイスは一見、人々が共同作業しやすいように思いますが、多くのリーダーたちはそのスピードと成果には少々不満を持っています。
360 magazine 距離的制約をなくす Open image tooltip
3月 12, 2015

距離的制約をなくす

今日の経済活動において、分散型チームが新たなスタンダードとして定着する中、距離が障害となって成果が上がるチームが出来ないというわけにはいきません。しかし、それがもたらす問題も徐々に明らかになってきています。
360 magazine ワークプレイスにおけるウェルビーングの6つの側面 Open image tooltip
10月 29, 2015

ワークプレイスにおけるウェルビーングの6つの側面

ウェルビーングとは今日のビジネスでの競争優位の源泉ともいえます。それを達成するにはワーカーは心身共に健康であり、生産的で前向きな行動を起こすような感情能力が育つ環境の中で自分自身が成長しつづけることが要求されます。
360 magazine プライバシーのためのソリューション Open image tooltip
3月 4, 2015

プライバシーのためのソリューション

Although privacy is a universal need in workplaces, personal preferences, spatial contexts and cultural norms are key factors for successfully designing environments for privacy, say Steelcase Advanced Applications designers.
360 magazine ウェルビーングのソートスターター アプリケーション コンセプト Open image tooltip
10月 29, 2015

ウェルビーングのソートスターター: アプリケーション コンセプト

私たちは研究調査によって導きだされた発見をもとに、人々の身体的、認知的、感情的ニーズを考慮しながら、刺激を与え、人の動きを促進する様々なレイアウトプランを開発しました。
360 magazine ウェルビーング文化を構築する Open image tooltip
10月 28, 2015

ウェルビーング文化を構築する

2014 年2 月末に定年で退任するSteel case のCEO であるJim Hackett 氏に、 今日のビジネスリーダーにとってのウェル ビーングについてインタビューしました。
360 magazine 職場のウェルビーングの向上 Open image tooltip
10月 29, 2015

職場のウェルビーングの向上

先進的企業は社員のウェルビーングを向上させることで社員が健康的になり、医療コストを減らすことができるだけでなく、より生産的でよりクリエイティブ、そしてイノベーションを起こす土台をつくることができ、それが競争上の優位性につながることを認識しています。企業がウェルビーングに注目する中で、多くが目標に向かっての進捗状況を把握するための方法を模索したり、ヒントや評価基準を求めて他の企業の事例を参考にしようとしています。

追加的資料

インサイト + ソリューションガイド

Steelcaseグローバルレポートは従業員エンゲージメントと職場環境の相関関係を探った初の世界的調査です。このガイドは従業員エンゲージメントを高める職場環境実現に関するヒントや解決法を提案しています。

ガイドを入手する

働く人を魅了するスペース

活気に満ちた都市がそうであるように、相互に作用する多種多様な「場」で構成されるこれからのダイナミックなオフィスは、そこで働く人々が働きたいと思える雰囲気を創出し、その働き方を支えるものでなければなりません。それには感性に訴え、時代のトレンドを超えた方法でデザイン、素材、機能などを融合しながらスペースをデザインすることが重要になります。

製品とギャラリーを見る