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Steelcase、SILQ新発売:チェア設計の常識を超える革新性

同社の材料科学におけるイノベーションが、チェアの構造メカを使用せずに人体の動きに直感的に反応するという、今までの常識を超えたチェア設計を可能にしました。

SILQ

James Ludwig、担当副社長、グローバルデザイン & エンジニアリング

本日、同社は従来のチェア設計の常識を超える新チェア、SILQ™を米ニューヨークからライブ配信しました。同社のデザイナーとエンジニアチームは、材料科学の画期的発見と特許出願中のプロセスを通して、炭素繊維と同等の性能を持ちながらより競争力のある価格帯で大量生産できる新たな高性能ポリマー素材を開発しました。 この素材によって、有機的なカーブ形状の造形美に加え、高性能なオフィスチェアに求められる複雑な操作なしに、チェア自体が人体の自然な動きに呼応するチェア設計が可能になりました。近未来オフィスチェアの原型の誕生です。

SILQ誕生までの道

SILQ

SILQ誕生の背景には、同社のデザインに対する深い信念があります。真に特異なものを創造するには、視覚言語、機能、素材を一体として捉えるべきだという確固とした思いです。同社は航空宇宙、義足の高性能な動き、彫刻などから着想を得て、高度な素材と形状の組み合わせが薄くて強靭かつ反応性が高いシンプルなシステムをどう創り出しているかを徹底的に研究しました。

また、同社は従来にない新しいアプローチでチェアを設計したいというビジョンを持っていました。そこで、高度な調整機構を有する高性能チェアに必要な何百もの部品の代わりに、素材そのものが構造メカの役割を担うシンプルな仕組みが出来ないものかと模索しました。


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まず、始めに設計したのが、炭素繊維を使用したSILQのプレミアムバージョンでした。しかし、それを競争力のある価格で市場に導入するには難しく、さらなるイノベーションを起こすことが求められました。試作品を何度も作成する中で、炭素繊維と同等の性能を持つ新素材、高性能ポリマーとその製造プロセスを開発するに至ったのです。

SILQの造形、機能、素材を一体として捉えることで、材料科学の限界を打ち破り、素材そのものが構造メカとして成り立つ仕組みを作り上げたのです。

働く現代人のためのチェア

SILQ

SILQは働く現代人を念頭に設計されています。 今日のオフィス環境で、一日中自席に座って仕事をする人は少なく、人々はオフィスのあらゆるスペースを移動しながら働いています。その状況の中で、ユーザーの操作は最小にし、チェアがユーザーの動きに直感的に反応して動くチェアが必要でした。SILQは、その仕組みや造形、人体の動きが一体となるため、個人独自の姿勢や体格に合わせることができるのです。ユーザーが操作するのは座面の高さ調節のみです。

このシンプルさへのこだわりによって、全てのユーザーを的確にサポートし、働くあらゆるシーンで活躍するチェアを実現しました。

ユニークな素材展開

SILQ

SILQ SILQは、お客様の多様なニーズを満たすようにデジタル印刷も含む、広範囲に渡る仕上げや張り地を提供し、その無限大に作り出せる組み合わせは個性の表現やデザイン演出の幅を広げます。

SILQの詳細については info.steelcase.com/silq-steelcaseをご覧ください。 素材には炭素繊維と新たな高性能ポリマー素材の両方をご用意しています。 SILQの価格帯は970米ドルからで、2018年春に北米とアジア、2018年秋にはヨーロッパ、中東、アフリカで発売を予定しています。

SILQ
SILQの開発に携わったLudwig率いるデザイナー&エンジニアチーム(左から右:Mark Spoelhof, Bruce Smith, James Ludwig, Kurt Heidmann and Nick Deevers)

James Ludwig氏はSteelcaseのグローバルデザイン&エンジニアリングの担当副社長。2008年以降、グローバルに拠点を持つSteelcase Design Studioを統率し、Steelcase、turnstoneおよびCoalesseブランド全製品の製品開発とデザインに従事。また、世界中に広がるSteelcaseのライブオフィスであるSteelcase WorkLifeセンターのスペースデザインやグローバルな案件の監理にも携わる。建築家兼工業デザイナーとして、1999年にSteelcaseに入社。

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