障害者活躍推進に向けての世界的取り組みへの連携を発表

障害者活躍推進を目指す世界最大規模の経営者ネットワークであるThe Valuable 500に加盟

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Steelcaseは、本日、障害者の雇用と社会進出を推進する世界の有力企業500社からなるThe Valuable 500に加盟したことを発表しました。The Valuable 500とは、障害者雇用推進を目指す世界最大規模の経営者ネットワークです。

The Valuable 500のメンバーには、航空宇宙、通信、金融、小売、テクノロジー分野などの有力企業が名を連ね、障害者雇用の推進を公約しています。The Valuable 500における障害者の定義は「身体的、精神的、知的、感覚的な障害を有するもので、様々な障壁によって他者と平等に社会生活ができない人」とし、国連総会で採択された障害者の権利に関する条約の定義を採用しています。

「企業として100年以上もの歴史を有するSteelcaseでは、創業当初より仕事場での人間の秘めたる可能性を引き出すことを企業ミッションとしてきました。この人間主体の考え方は企業DNAとして組織に根づき、デザインという手法で障害者が心地よく活躍できる環境を創出するという観点からこの取り組みに参加できることを嬉しく思っています。」とSteelcaseの社長兼CEOであるサラ・ブルスター(Sara Armbruster)氏は述べています。

The Valuable 500のメンバーとしてSteelcaseは、従業員がありのままの自分を表現でき、安全かつ魅力ある職場で自分の能力を最大限に発揮できるようなオフィスづくりを念頭に、顧客企業が先進的、公平かつ誰もが活躍できるインクルーシブなオフィス環境を構築できるように支援しています。今後は、多様性に寄り添うデザインによってより豊かな働き方を実現するインクルーシブな未来に向けて、参加企業と共に積極的に人々の意識を高め、最良事例を共有していきます。

The Valuable 500創設者である社会起業家、キャロライン・ケイシー(Caroline Casey)氏は、世界規模で企業が連携することで世界の13億人の障害者人口のビジネスシステムを抜本から変革できると語っています。「ビジネスは地球上で最も強力なパワーを持っているため、世界の主要企業やブランドの500人のCEOが集結し、連携することでの相乗効果を狙っています。今後10年間、ビジネスコミュニティが一丸となって障害者インクルージョンを推進することで団結すれば、世界規模での変革をもたらすことができると確信しています。」

The Valuable 500のメンバー企業がどのようにリーダーシップをとって障害者の問題を解決していくかについての詳細は、thevaluable500.comをご覧ください。また、インクルーシブなワークプレイスコミュニティにご興味がある方は、その詳細はこちら。