「クリエイティブ・スペース」を、内側から覗いてみよう。

SteelcaseのショールームがInterior DesignからNeoConのハイライトショールームに選出された。しかし、ストーリーはそこで終わらない。

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業界最大級の国際家具見本市の NeoConには、世界各国から建築家やデザイナーが毎年シカゴのマーチャンダイズマートに集結し、オフィスインテリアの今後のトレンド、テーマ、ソリューションを視察する。しかし、カメラの電源が切られ、会場の明かりが暗くなり、参加者が会場を去った後、一体何が起きるか想像できるだろうか。

クリエイティブなアイデアというのはNeoConのショールームの中だけで始まることもなければ、止まることもない。創造プロセス は、明確な始点、中間点、終点をもつ直線型からは程遠いものだ。むしろ人が集まり、離れ、それを繰り返す反復プロセスといえる。

NEOCON開幕「前」

NeoConの開幕を前に、 SteelcaseMicrosoft はニューヨークで5種類の 「クリエイティブ・スペース(Creative Spaces)」 を発表した。両社がコラボした、テクノロジー搭載のオフィススペースのコレクションはアイデアの創出、コラボレーション、集中、試作、休息をサポートする設計がなされている。このスペースの製作チームがシカゴで開催されるNeoCon出展準備をする際、出展する新しいショーケースを創造的な仕事を可能にする、より広範囲の製品や機能を紹介するスペースとして表現した。

NeoConの開幕を前に、SteelcaseとMicrosoftはニューヨークで5種類の「クリエイティブ・スペース(Creative Spaces)」を発表した。両社がコラボした、テクノロジー搭載のオフィススペースのコレクションはアイデアの創出、コラボレーション、集中、試作、休息をサポートする設計がなされている。このスペースの製作チームがシカゴで開催されるNeoCon出展準備をする際、出展する新しいショーケースを創造的な仕事を可能にする、より広範囲の製品や機能を紹介するスペースとして表現した。

NeoCon開催「中」

Steelcase は、NeoCon 2017においてIIDA(国際インテリアデザイン協会)並びにContract Magazine主催の「ベスト・ラージ・ショールーム」を受賞した。
それ以降、Steelcaseの研究者やデザイナーは学びを積み重ね、創造性をテーマにした会話を続けてきた。 Interior Design は先日、NeoConで受賞歴のあるショールーム周辺のエネルギーと興奮を捉えるべく、Steelcaseの前CEOであるJim Keane氏と同社上級幹部が雑誌のインタビューを受ける様子をビデオで公開した。

NeoCon閉幕「後」

NeoConに引き続き、「クリエイティブ・スペース(Creative Spaces)」はロンドンのSteelcaseショールームに再び採用された。 SteelcaseとMicrosoftは London Tech Week でクリエイティブワークに関する研究を発表し、「人」、「場」 、「テクノロジー」の融合 が創造的な行動の向上につながることを示した。

今日世界中で「クリエイティブ・スペース」がますます開発されている。類似したデザイン原則はあるものの、どのスペースもそのスペースが創られた「場」 とそこで働く「人」を反映したユニークなスペースだ。デジタルとフィジカルを組み合わせることで、組織はそこで働く従業員や自分たちのチームの創造性の活用方法を発見していく。それを発見し導入するたびに、彼らの創造プロセスは今後も止まることなく続いていくのだ。