視聴する:スクラップの秘めたる魅力 + サステナビリティに向けての3つの方法

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3つの隠れた宝石が、今までだと捨てられていた材料を活用して、いかにスペースを魅力的なものにするかを教えた。

アメリカのリフォーム番組「Fixer Upper」、中古リノベーション番組「Property Brothers」やお宝鑑定団番組「Antiques Roadshow」などのテレビ番組では、ある人にとってのゴミが他の人にとっては宝になることを見せつけることで何百万人もの視聴者を魅了している。魅力というものは見つけにくい。時にそれは埃の下に隠れていることもあるが、大体は新しい塗装で塗り替えられてしまう。それは足下にあることもある。誰かが視線を下にしてその価値を見つけない限りは捨てられてしまう運命にある。

最近、隠された宝石を3つ発見した。それらが何を教えたかというと、木材や布のスクラップ(切れ端や端切れ)を活用して、スペースを本物で独自性の高い刺激的な空間へと再生することができるということだ。スクラップは製造する際に出される余分な材料で、普通は廃棄またはリサイクルされるものだ。しかし、これらのプロジェクトに従事した人々は実感したはずだ。これまで活用されていなかった魅力を発見すること、完璧を追求するのではなく、不完全なものにこそ人は魅了されるのだと。

スクラップを活用して製造されたテーブル

タイミングが肝心だ。ミシガン州のケントウッドにある製造施設では、完璧を追求するがゆえにオークやウォルナット材の端切れが多くでていた。世の中が定める高水準を達成するには、例えば瘤のある木材や不均等な穀物は避けなければならない。そして、それらは通常は廃棄され、リサイクルされ、再販売される。

Steelcaseの製造チームは、この使い残された木材を活用できないものかと長い間模索していた。そして、ベニア厚板を使って簡単なテーブルを試作してみた。そうすると、ある顧客が他にはない荒削りのテーブルを求めていることが分かり、これがミシガンにいるデスク開発チームに伝わり、オーク厚板の実験的なテーブルが仕上がった。顧客はデスクを大変気に入り、その場で大量発注をしたのだ。テーブルはまだ製造されていないが、チームがコンセプトを生産に結びつけるまでに費やした日数はほんの数週間で、以前まで廃棄されていた木材は新たなラインとなって生まれ変わったのだ。

オーク厚板とウォールナットベニヤと呼ばれる仕上げラインは正式に導入され、ウッド独特の瘤や木目、カラーのバリエーションは顧客ニーズにあわせて調整され、テーブルは独特な雰囲気を醸し出し、ウッド仕上げによって、よりインフォーマルな空間を演出することができた。

スクラップから生まれたテキスタイルがデザイン賞に輝く

アラバマ州のアテネにあるSteelcaseの製造施設は、残った材料をカッティングルームの床に使い、その空間をサステナブルでエレガント、そして耐久性のあるスペースへと変身させた。

ニューブラックコレクションという張り地コレクションは、アラバマ州の製造施設ででたn布の端切れから生まれたものだ。 端切れは糸にリサイクルされ、ブラックに染色され、チェア製品の張り地に使われる新たなテキスタイルとして再生されていく。 この100%リサイクル素材は、独特な美しい5タイプの模様をつくりだし、より快適で、人間味溢れる職場環境と持続可能なデザインへの実現に役立っている。そして、2016年度のネオコンにて、イノベーションアワードを受賞、正式には2017年2月末に発売される予定だ。

スクラップが梱包・配送にも貢献

スクラップは、今までにない何か新しいものを創造するだけではなく、持続可能な材料. を使用することで品質を改善させることもできる。ミシガン州にあるSteelcaseの製造チームは、以前からラミネート化粧版の余剰材料をいかに使用するかのオプションを模索していました。 今までの梱包形態だと製造施設から顧客に製品を納品するためのサポート体制が不十分であった。その結果、一部の製品が曲がったりしていた。 製造チームは、この余ったラミネート化粧版を活用して、最高品質の製品を届けるためにもっと質の高いパレットができないかと考えた。ラミネート化粧版を活用してパレットを改善したことで、出荷時の製品サポート体制が整うと同時に、廃棄物を減らし、循環経済にも貢献することができた。

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