突然、在宅勤務になったらどうする?
在宅勤務で必要なものはノートパソコンだけではない。遠隔から効果的かつ快適に働く方法をここに紹介しよう。
Steelcase Global Design Studioが予想する2020年に注目されるであろうオフィスデザインの5項目
将来の変化を見ようとしない組織より、業界の古い常識を覆すような組織で仕事をしたいと思う人は多いはずだ。顧客すら気づいていない潜在的ニーズを未来予測から引き出し、斬新なアイデアを迅速に市場に投入し、競合他社を圧倒する。それが私たち、Steelcaseの目指す企業の姿だ。
今日、企業はかつてないほど複雑な問題やリスクに直面し、その中で最高益達成や対応の迅速化など計り知れないプレッシャーに晒されている。台頭しているハイパーコラボレーション型チームは、チームとして個としての両方の活動を再定義しながら流動的に動きながらアイデアを素早く生み出し、具現化させていかなければならない。しかし、働き方が大きく進化する中、職場環境はそれ程変わっていない。Steelcaseの研究員たちは、企業の変革者となり得る現代版チームのニーズや期待を満たし、仕事で最善を尽くせるスペースをいかに創造するかを日々模索している。
脳科学研究の進展によって、身体と脳は相互に密接な関係があり、問題を学習し解決する能力は身体をどう動かすかに左右されることが明らかになった。しかし、最近のSteelcaseの世界的な実態調査によると、コラボレーションする機会が増えているにも関わらず、職場環境は固定化され受動的に座りがちで斬新なアイデアを生み出す環境とは程遠い。今日の競争の激しい経営環境では、新たなタイプのコラボレーションと従来とは劇的に異なる物理的環境が求められている。
「アジャイル」カルチャーを育むことを念頭に設計されたチームの1日の活動を追った。そのスペースは「アジャイル」なチームカルチャーを育み、皆がスピーディに動き、新しいアイデアを試し、実行し、顧客につながることを念頭にデザインされていた。
チームは、多彩な個性やスキル、ニーズを持つ個人の集合体である。その現場やオフィスでは、チームは個人のニーズにも対応しながらグループとしてのニーズが適切にサポートされて初めて最大のパフォーマンスを発揮できる。集団の中の個という存在だ。