人を思いやること
Steelcaseでは、人とコミュニティの繁栄を目指しています。まずは従業員一人ひとりが仕事に生き甲斐を感じながら成長することが最終的には地域コミュニティを変革させる原動力になります。

より良き未来のコミュニティ
Better is Possible(より良きものは実現可能)商標
資本、教育、環境に対して大胆で新しい取り組みを模索するチェンジメーカーたちのコミュニティです。
Steelcaseの目的は、人々がよりよく働ける場所をつくり出すことで、最高の仕事ができるようお手伝いすることです。私たちはいつも自らに問いかけています、より良いものとは何かを。私たちは「より良い」の指標として、未来の仕事が経済的に公平でアクセスしやすく、持続可能なものであることを信じています。何が「良い」ことで、何が「より良い」ことなのか、その出発点は誰にとっても同じではないことは理解しています。では、私たちが生活し働く世界中の場所で、どうすればより良いものを実現できるのでしょうか。この取り組みを推進するため、私たちは、資本、教育、環境に対する大胆な新しいアプローチを探求するチェンジメーカーたちのコミュニティ「より良き未来のコミュニティ」を設立しました。
目標
体系的な変更を目指す
ソーシャルイノベーションへの投資を国連の持続可能な開発目標と連動させます。
将来のキャリア開発のためのスキル取得やSteelcaseの一員となる人材確保も考慮に入れながら質の高い教育を提供するために地域コミュニティに投資します。
従業員と目的を共有する
変革モデルを浸透させます。
従業員が取り組める従業員助成プログラムに着手します。
イノベーションの文化を構築する
地域コミュニティパートナーシップに学習の機会を提供します。
公正なる教育に向けてのイノベーションに挑戦します。

オープンイノベーションへの参加者
エクイティ関連オープンイノベーションワークショップへの海外からの参加者

グローバルなソーシャルイノベーションプロジェクト
質の高い教育、格差の緩和、持続可能な都市とコミュニティのSDG分野におけるグローバルソーシャルイノベーションプロジェクト

97,000+ 時間
2017-2021会計年度の従業員のボランティア時間

20拠点
Steelcase従業員チェンジ・コープ拠点
多様性、公平性 + 包含性
取り組み
Steelcaseは、1世紀以上にもわたり、その意思決定や企業文化の基盤として「正しいことを正しく行う」という経営哲学を組織の価値観として浸透させてきました。そのひとつが尊厳と敬意をもって人と接するということです。
一人ひとりの個性が組織に価値をもたらし、互いに交わることで個々の秘めたる潜在的能力を最大限に引き出すことができるものと考えています。
Steelcaseは、ダイバーシティ(Diversity多様性)、エクイティ(Equity公正性)、インクルージョン(Inclusion包含性)を企業存在意義のベースとなる包括的な経営戦略の重要要素として位置づけています。2025年に向けてDEIをさらに推進するよう取り組んでいます。
さらに、25年以上にわたり、Steelcaseサプライヤーダイバーシティプログラムを導入し、 マイノリティや女性、退役軍人などが経営する米国企業を調達プロセスに統合することに重点を置いてきました。
目標
コミュニティを反映する多様なチームづくり
多様性をより強固にするための人材登用&管理システムを再構築します。
公平な開発機会を確保する
少数派の人材の能力を高め、全員で組織力を高めようとするリーダーシップの採用と昇進戦略を採用し、根拠に基づく意思決定プロセスでより多様な人材を育成します。
インクルージョン文化を醸成する
インクルージョンとデザインを学ぶ機会を組織内に浸透させます。
多様化するサプライチェーンを有効活用する
南米アメリカでのサプライヤーの多様性を推進するためにその10%を投資します。
DEI共通目標で販売代理店と連携する
組織横断的チームを結成し、販売代理店の取り組みをさらに推進するツールや実用的な実施案を提案します。
販売代理店とSteelcaseの共通プラットフォームを開発し、継続的な交流のために対面イベントを実施します。
54.5% 女性
Steelcase取締役会の女性比率
1億1,000万ドル+
多様なサプライヤー認定に費やしたコスト
76% 多様性に富むインターン
米国の2021年度のインターンは、STEMのアジア人、黒人、ラテン系、海外からの参加者または女性

未来の「インクルーシブ・ワークプレイス」構想
オフィスを誰もが貢献できる魅力的な「目的地」にする方法
学習 + 未来の働き方
取り組み
Steelcaseでは、継続的学習を奨励し、従業員には現在および将来のニーズを念頭に自己のスキル開発と意識を柔軟に変化させるよう促しています。
学習する組織として組織、チーム、個人の才能を育成、強化し、潜在能力を最大限に発揮して最大の成果を生み出せるような組織づくりに努めています。
目標
継続的学習の文化を促進する
人と目的をつなぐプログラムを策定し、学習機会を20%増やします。
一体感を感じるコミュニティ意識を築く
学習に向けての課題とプログラムの一貫として、仕事フローの中で学ぶ機会を増やし、コミュニティとしての組織の一体感を築く。アクションラーニングプログラムでの目標設定の枠組みを実践に移します。
当社のプログラムを通して、公平に学ぶ機会を提供しながら、独自の学習ニーズに対応できるサポート体制とツールを提供することで成長を促進します。今年はコーチングの機会を20%増やすことを目標としています。
新たな学習体験
目的を持って学ぶための6タイプの実験的学習スペースを導入
54,342講座
当社の従業員が学習パートナーを通して修了させた講座
ラーニングラボ:
未来に向けて
未来志向の学習者は3倍を超え、世界中で400人以上の従業員が参加
ウェルビーイング
目標
ウェルビーイングは、身体的、情緒的、認知的側面から包括的なウェルビーイングの向上を目指しています。下記は当社の研究員が特定した従業員ウェルビーイングの6つの側面です。
ウェルビーイングの側面
- 楽観主義
- マインドフルネス
- 本来性
- 一体感
- 意義
- 活力
Steelcaseは、従業員に対して無料でウェルビーイングプログラムを提供しています。バーチャルヘルス、フィットネスセンター、依存症サポート、減量カウンセリング、栄養相談、セカンドオピニオンサービス、メンタルヘルスカウンセリング、健康相談などが含まれます。保険会社は従業員が慢性疾患を自分で管理し、生活の質を向上させるような疾病管理を提供しています。
目標
グローバルレベルで誰もがウェルビーイングへの公平な機会が与えられるようにする
下記の5つの側面から包括的にウェルビーイングプログラムを構築します。
- 精神的な健康
- 職業的な満足
- 社会的な健康
- 経済的な健康
- 身体的な健康
すべての事業地域に従業員支援プログラムを提供します。
包括的な側面から従業員に公平に知識とサービスの機会を与える
グローバルにウェルビーイングチャンピオンを任命し、浸透させます。
自分と他者のためのウェルビーイング文化を育みます。
自分と他者のためのウェルビーイング文化を育みます。
包括的なリーダーシップ行動指針を開発します。
7%かそれ以下
世界の従業員のおおよその離職率
14.5% 利用
従業員支援プログラム(EAP)の採用(米国のみ)
89% 認証済み
ISO 14001認証済みのSteelcase施設
安全性
取り組み
業務中の怪我防止のための組織横断的かつ参加型の方法で安全な職場環境を構築し、OSHA記録管理ガイドラインを活用してデータをグローバルに報告しています。
目標
ウェルビーイング、健康、安全を確保する組織文化を育成、強化する
職業安全分析(Job Safety Analysis=JSA)プログラムを引き続き活用し、リスクを評価し、業務での潜在的なリスクを特定します。JSAのパフォーマンスを定期的に確認し、データをリーン管理システム(LMS)にフィードし、包括的な説明責任を果たすことでの継続的な改善と怪我や病気の発生率を毎年追跡します。
Steelcaseのチームメンバーは、オープンドアポリシーを採用し、風通しを良くし、匿名でのホットラインを通して業務上の疑問や問題点を提起することができます。グローバルな報告プロセスには安全関連のすべての懸念事項が含まれます。
15% 参加
Steelcaseの世界的な労働力の約15%は、労働安全衛生プログラムを監視および助言する労働安全衛生委員会に所属しています。
100人あたり1.51
従業員100人あたりの労働災害発生率。発生率は、発生数x 200,000(100人の従業員* 2,000時間の労働)を労働時間で割って計算される。
グローバルウェルビーイング方針 + サービス
業務上での危険要因を予測、特定、防止するためのプログラム